贈り物で乾しいたけをいただいた方必見です!
乾しいたけは、保存状態によって美味しさが変わってきます。
水戻しする前(使用前)の乾燥した状態での保存方法をはじめ、戻した後のしいたけや、戻し汁の保存方法などをご紹介します。
とっても簡単、乾しいたけの保存方法
使用前のしいたけの保存方法
乾しいたけは常温で保存できますが、高温多湿は大敵です。
まず袋を切ったしいたけは、とにかく吸湿しないように配慮してください。開封後は乾燥材を入れるか、密閉容器に移し替えて冷蔵庫で保存することをおすすめします。
また理想的な保存の温度は低温5℃くらい、湿度は40%くらいが望ましいです。ご家庭での保存場所であれば、水回りの下よりも冷蔵庫がおすすめです。
冬は常温でも大丈夫ですが梅雨時期に入ると湿気、夏になると高温で美味しさが半減してしまいます。
戻した後のしいたけの保存方法
水で戻した後のしいたけは、冷蔵庫で約1週間ほど保存が可能です。
それ以上、水に浸けたままだと風味が落ちてしまい、渋みや苦みが出てしまうので注意してください。
冷蔵庫に保存しておけば、生しいたけを料理する感覚ですぐに調理できてとても便利です。
もし使いきれなかったしいたけは、戻した状態のまま冷凍保存するのがおすすめ。凍らせることでうま味や甘みがさらに増します。
その時、使いやすい大きさにカットしておくと日の通りが早く、そのまま鍋に入れられるので便利です。(※必ず中まで火を通してください)
しいたけの戻し汁の保存方法
しいたけのうま味が詰まっている戻し汁は、ぜひ料理に活用してください!
お味噌汁やお鍋、煮物、炊き込みご飯など幅広い料理に使えば、より一層風味豊かな味わいの仕上がりになります。
保存する際は、製氷機に入れて凍らせると、必要な分量だけ利用できて便利です。
※必ず火を通してください。
もし湿気が気になるしいたけがあったら・・・
湿気に気を付けていても「うっかり湿度の高いところで保管しておいてしまった」という場合は、「天日干し」をするのもよいでしょう。
天気の良い日にひだの部分をお日様に30分~3時間程度あてるだけで充分です。このとき、時間が長すぎると逆に空気中の湿気を吸い込んでしまうので注意してください。
天日干しすることで、ビタミンDなどの栄養素もアップします。天日干しの際には干してすぐではなく、冷ましてから密閉容器やポリ袋に入れてください。