しいたけの効能・効用utility
子どもの成長を助ける健康食材の一つ。
低カロリーでヘルシー!
美容を意識する女性、子どもの成長にも期待
うま味成分のグアニル酸をはじめ、干ししいたけにはさまざまな栄養が含まれているうえ、低カロリーでもあるすばらしい健康食材です。食物繊維が豊富なので、美容を意識する女性にぴったり。また、カルシウムの吸収を助ける成分を含むと言われ、牛乳などの乳製品と一緒に食べれば、子どもの成長にも良いのです。
しいたけの主な栄養
食物繊維 | ○乾しいたけ[46.7g/100g] ○戻した乾しいたけ[11.7g/100g](戻し率4倍) ○生しいたけ(原木)[5.5g/100g] 戻した乾しいたけと生しいたけ(原木)を比べると、食物繊維は生しいたけより約2倍。食物繊維は、整腸効果、血糖値上昇の抑制、血中コレステロール濃度の低下など多くの生理機能が明らかになっている成分です。 ※厚生労働省e-ヘルスネット[情報提供] 「食物繊維」※日本食品標準成分表2020年版(八訂) |
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ビタミンD | ○乾しいたけ[17.0μg/100g] ○戻した乾しいたけ[4.3μg/100g](戻し率4倍) ○生しいたけ(原木)[0.4μg/100g] 戻した乾しいたけと生しいたけ(原木)比べると、約10倍のビタミンDになります。 脂溶性ビタミンの1つで、身体の機能を正常に保つ働きを持ち、強い骨を維持するためや健康のために必要な栄養素です。 ※厚生労働省e-ヘルスネット[情報提供] 「ビタミン」*厚生労働省eJIMより 「ビタミンD」※日本食品標準成分表2020年版(八訂) |
レンチナン | β‐グルカンの一種で、しいたけ特有の香りの成分。 免疫作用を高めると言われている成分です。しいたけから精製されたレンチナンは抗がん剤にも使用されています。 |
エリタデニン | 血圧抑制効果、血管のつまりやコレステロールの増加を防ぐ効果があると言われている成分です。 |
葉酸 | 葉酸はビタミンB群の一種で、赤血球の形成やDNA合成に関わると言われており、全ての世代の人にとって必要な栄養素です。 「葉酸」※厚生労働省e-ヘルスネット[情報提供] 「葉酸」*厚生労働省eJIMより |
本物のしいたけを食べれば
しいたけ嫌いは克服できます
しいたけ嫌いの原因
「食感がニガテ」「ニオイが強い」などという理由から、しいたけが嫌いという人の声をよく聞きます。食感の悪さは戻すときの加減や、そもそも乾燥具合がうまくいってないことから起こるもので、嫌な香りは品質の悪いしいたけから出るもの。おそらく、美味しい本物のしいたけを食べていないことが、しいたけ嫌いにつながっているのだと思います。子どもの頃にエグみの多いしいたけを食べると、大変残念なことにしいたけ嫌いになってしまうことが多いのかもしれません。
本物のしいたけを食べてほしい
しいたけ本来の栄養とうま味は、原木栽培のしいたけを食べると分かっていただけると思います。つまり、本物のしいたけを食べれば、しいたけ嫌いは克服できるのです。お子さんにはぜひ、本物の原木栽培しいたけを食べさせてあげてください。