料理をするときの名脇役的食材ともいえる干ししいたけ。日々何気に使っている方も多いと思いますが実は干ししいたけには、栄養がギッシリと凝縮されているのをご存知ですか?
大人はもちろんのこと成長期のお子様にとって必要不可欠な栄養素が豊富に含まれているのです。
成長期の子どもにしいたけをオススメする理由
干ししいたけは成長期の子どもの骨を強くします
成長期の子どもたちはたくさんの栄養と運動、睡眠によって成長します。特に質の高い栄養素を摂取することは重要。中でも成長期の「骨」に必要不可欠な栄養素と言えば、カルシウム!
しいたけに含まれているビタミンDには、骨や歯を丈夫にしてくれる働きとともにカルシウムの吸収を助ける効果も持っています。
牛乳などと一緒に摂取することでよりさらに健康的です。
干ししいたけは脳の発育や心の安定をサポートする
ビタミンDは、骨を丈夫にするだけでなく、脳神経の発育を助ける物質も含まれます。
ビタミンDが不足するとイライラした気分や、やる気がおきない原因にもなるので、心のサポートにも役立ちます。
免疫力アップで風邪知らず!
ビタミンDは、筋肉を動かすための神経が脳と身体のあらゆる部位との間のメッセージを伝達します。そのため、免疫系が体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退するために不可欠です。
でも・・、しいたけが苦手という子どもが多いのが悩みのタネ
しかし、子どもの多くがしいたけが苦手という声をよく耳にします。その理由として挙げられるのが
しいたけの見た目が苦手・・・
大人から見るとしいたけは「立派な食材!」と思えるのですが、子どもにとっては独特の見た目や裏側のヒダ部分など見た目に抵抗があるという子も多いようです。
風味(におい)が苦手・・・
しいたけ特有の風味こそ旨さの醍醐味。しいたけの戻し汁は、天然のダシとしても使え大変便利ですが子どもにとっては苦手な理由の一つのようです。
特に干ししいたけは生しいたけよりもより一層風味が強いのも理由の一つなのかもしれません。
食感が苦手・・・
噛むとうま味があふれる食感が魅力の一つでもあるのですが、子どもはしいたけをはじめきのこ類のヌルッとした感じがダメ、という子も多いようです。
本当に良質なしいたけを味わえば「しいたけ嫌い」は克服できます!
先に述べたような「子どもがしいたけが嫌いな理由」の根本的な原因として考えられるのが、子どもたちが【しいたけ本来の本当の美味しさ】に出会っていないからということが考えられます。
家庭でも学校給食でもうま味や香りが薄いが、安価に手に入る「菌床しいたけ」を取り入れることが多いことや、干ししいたけでもきちんと乾燥が行われていない、質の悪いしいたけを味わっていると当然のことながら美味しさを感じることができません。
子どもの頃の味覚に対する記憶はとても重要で、美味しくないしいたけを味わってしまうと、必然的に「しいたけは美味しくない」という認識になってしまうのです。
そうならないためにも、大人が「本当に美味しい食材」を与えてあげる必要があるのです。
調理方法を工夫して国産・原木しいたけの美味しさを子どもたちに
自然の風土を生かし、長きにわたりしいたけをつくり続けている生産者が手塩にかけて育てた【国産・原木栽培】のしいたけは肉厚さはもちろんイヤなエグみもなく豊かな香りが漂う、しいたけ本来の味を持っています。
国産・原木栽培の味を味わえば、きっとこれまでの「しいたけ嫌い」を克服できるはずです。
また、調理方法もみじん切りにしたりフードプロセッサーで細かくするなどの下処理をして、例えばギョーザやハンバーグ、ミートボールなどに混ぜ込んで料理にするのもおすすめです。
もしどうしても苦手なお子さんには、まずはしいたけの栄養成分がたっぷりと含まれている戻し汁を使うのもテです。
干し椎茸の戻し汁を捨てていませんか?!戻し汁は栄養の素、うま味の素!賢くフル活用できます!
お味噌汁などに活用すれば手軽で簡単により栄養価の高い一品に仕上がります。
まとめ
いかがでしたか? 干ししいたけは、大人だけでなく子どもにとっても様々な栄養素を含む食材です。成長期のお子さんに期待できる栄養素を含んだ食材です。
ぜひ毎日の食生活にしいたけを取り入れる習慣をつけて、免疫力の高い健康な体づくりに役立てたくださいね。
姫野一郎商店は大分県竹田市にある創業140年余の歴史を持つしいたけ問屋。
創業以来、代々受け継いできた確かな品質のしいたけを選び抜く「目利き」の力で、どこにも劣らない質の高いしいたけをお届けしています。
良質な本物のしいたけを是非一度ご賞味下さい。