テレビや新聞の報道でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、1月13日(水)、姫野一郎商店が入札権を持っている大分県椎茸農業協同組合(OSK)の初入札会がありました。
OSKでは月に3度の入札会が行われていますが、この日は2016年の初競りということで式典が行われ、広瀬大分県知事をはじめ日本きのこセンターや菌種の開発・販売を行う森産業などからの来賓、生産者さんたちも迎えて、新しい年を祝うとともに今年の豊作を願いました。
「大県はしいたけ日本一」の誇り分を持って邁進します
来賓の広瀬県知事からは「大分県はしいたけ日本一という誇りを持って」というお話もあり、気持ちがシャンと引き締まりました。
昨年、イタリアで開催された「ミラノ国際博覧会2015」で、大分のしいたけが肉厚で味もよく大絶賛されたというエピソードも語られ。大分県は、しいたけの海外への輸出にも積極的で、その評価も高く、目指せ、世界一!をスローガンに頑張っています。私たち姫野一郎商店も、誇りを持って、今年も日本一、いや世界一のしいたけを全国に広めるべく、本物の美味しいしいたけを販売していきたいと思います!
と、想いを新たにしたところで、初競りに参戦。
縁起の良い初物を仕入れてきました!
最初に競り落としたのはもちろん、何百という箱が並ぶ中でい………っちばん質の良い1箱! 肉厚で、さらに色も形も香りもよし。3拍子も4拍子も揃ったしいたけです。これが本場の、本物のしいたけですよ!
姫野一郎商店で販売しているしいたけの一部は、こうしてOSKの入札で仕入れています。ちなみにその他のしいたけは生産者さんから直接購入している分ですね。前回のブログで、2016年はしいたけの収穫量が例年の半分くらいになりそうだとお伝えしましたが、その半分の量を大分県産しいたけが占めます。それがこのOSKで入札できるので、当社のようにOSKの入札権を持っていると安定的に美味しいしいたけを供給出来るんです。
厳しい年でも、これまで通りに良いものを売りたい!
そのなかでも本物だけを選んで仕入れるという創業からの理念は、今年のように収穫量が少なく良いものを手に入れるのが厳しい年でも絶対に曲げられません。厳しい年だからこそ、お客さまには本当に良いものをお届けしたいと思っています。ですから、本来は安い裾物の価格が高騰すると予想される今年でも、姫野一郎商店は、高くて質の悪いものを売るつもりはありません。仕入れの値段が少々高くても、これまで通りに良いものを売りたいと思っています。
本物のしいたけだけを販売し、その美味しさをたくさんのお客さまに知っていただきたい。
たくさんの方に本場大分の美味しいしいたけを食べて、「一度食べたら忘れられない味だ」「また食べたい」と思っていただきたいのです。
生産者さんたちは2年かけてしいたけを育てています。他の野菜のように数か月で収穫できるものではなく、しいたけは長い長い年月をかけて育てた宝物。そういった手塩にかけた宝物を、本物が伝わる、本当に喜んで頂ける全国のお客様へ届けたいと思っています。
2016年の姫野一郎商店は本物のしいたけで作るオリジナル加工品も続々リリース予定!
また、本年は加工品の工場も増築し、オリジナル商品にも力を入れる計画です。私たちはしいたけの色々な食べ方も知っていただきたいという想いから、このホームページ上ではしいたけのレシピ紹介も行っているのですが、「手間暇なく美味しいしいたけ料理を直ぐに食べたい!」とのお客様の声にも応えるべく現在オリジナルの加工品も続々開発中です。(ショップサイトで現在販売準備中)
絶品のしいたけペースト(こちらかなり自信があります)、しいたけご飯の素、豊後牛としいたけのしぐれ煮、しいたけアヒージョ、などなど。2016年は加工品にも力を入れ販売致します。販売開始の際にはあらためてお知らせさせて頂きますので、どうぞお楽しみに。
2016年もしいたけ問屋・姫野一郎商店をよろしくお願い致します。