みなさんは、しいたけをどこで買いますか?
近所のスーパー、デパ地下、道の駅、直売所や姫野一郎商店の直営ショップもありますが、最近ではコンビニでも買えるくらい、しいたけはどこでも売られています。そんな「どこでも手に入るしいたけ」を、姫野一郎商店はあえて、「WEBでも販売」することにしました。今日は、その理由をマジメにお話したいと思います!
しいたけ問屋 姫野一郎商店がWEBショップを運営する理由
みなさんがWEBショップを利用する理由はいくつかありますが、たいていは、近くに自分が欲しい商品を売っているお店がないときですよね?たとえば、「大好きなブランドの服がほしいけど、近くにお店がない。だからWEBで買った」とか。姫野一郎商店のしいたけも、これと同じだと考えてみてください。つまり、「近所では手に入らない貴重なしいたけ」をWEBから注文できるということ。私たちは、簡単には手に入らない「本物のしいたけ」を、たくさんの人にお届けしたいと思っているのです。
姫野一郎商店が扱っている「本物のしいたけ」とは
姫野一郎商店で扱うしいたけは、日本一のしいたけ生産量を誇る大分県のしいたけの「産地」で育ったものであり、創業140年の歴史のなかで培ったしいたけ問屋の「目利き」を通して選んだもので、品質には絶対の自信を持っています。
一般的にWEBで販売されているしいたけは、値段は安いけれど「どこの産地かわからない」ものがほとんどです。なかには、いくつかの産地でとれたしいたけを混ぜてパック詰めしている商品もあり、同じ品種でも品質にバラつきがあるものも多く出回っています。中国産も含めた産地偽装問題が取り沙汰されたのは、このためです。
姫野一郎商店が品質にバラつきのない良質なしいたけを販売できるのは、「生産者から直接購入していること」と「大分県椎茸農業協同組合(OSK)の入札権を持っていること」のダブルで仕入れができるという強みがあるからです。
生産者との信頼関係を大切に、良質なしいたけを直接買付け
「しいたけの歴史・取組み」のページ(http://shiitake-himeno.co.jp/history)でも紹介していますが、姫野一郎商店はしいたけ一筋140年、とにかく生産者との信頼関係を大切に築いてきました。当社は、今では数少ないしいたけ問屋。しいたけの一大産地にあり、今も生産者から直接良質なしいたけを買い取っています。ところが近年では生産者の高齢化も進み、生産数が減少してきたことにより、安定量を確保することが難しくなってきました。そのため、取得したのがOSKの入札権です。
OSK(大分県椎茸農業協同組合ホームページ)
OSKの入札時も、長年培った「目利きの問屋」の底力を発揮
OSKの入札には、全国に出荷されているしいたけの約半数の量が集まるので、ここでいかに良質なしいたけを仕入れられるかが勝負となります。ダンボール箱いっぱいに詰まったしいたけは、大口生産の専業農家さんが出品しているもであれば品質も均質で美しいのですが、小口生産者の商品となると大小品質もマチマチな箱も見られ、上は1級品でも下は2級、3級品ということもしばしば。姫野一郎商店は、その良し悪しを、長年生産者のもとへ足を運び培った「目利き」の力で選んでいきます。そして、毎回の入札で1〜2割程度しか出ない良質なしいたけの全てを買い付けています。
だから、姫野一郎商店は「本物のしいたけ」しか売っていないと言えるのです。
良質なしいたけは風味が良く、味が良く、やわらかく、戻し時間も短くてすむ。保存においても2年間は劣化しないでしょう。しかし、産地のわからない混ぜ物であれば劣化も早く、食感も味も当然それなりです。
「今まで食べていたしいたけは何だったの?!」
今はどこでもしいたけが買える時代ですが、本物のしいたけを買うということは、実は至難の業。本物を全国のみなさまへ届けたい。そんな思いから姫野一郎商店はWEBでもしいたけを販売しています。是非一度ご賞味ください。「今まで食べていたしいたけは何だったの?!」とショックを受けるかもしれません!