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しいたけが主役&旨味にこだわった炊き込みご飯の素【椎茸メシ】。長年の試行錯誤の末、ついに誕生!

 

このたび、姫野一郎商店の商品ラインナップに新商品が登場しました。その名も、炊き込みご飯の素「大分県産旨だし 椎茸メシ」。

 

炊き込みご飯の素は、スーパーや道の駅などでもよく見かけるポピュラーな商品なので、常連のお客さまは「え? 姫野一郎商店になかったっけ?!」という感覚の方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と、ありそうでなかったんです!

「しいたけ屋らしさ」にこだわり試行錯誤の商品開発

これまでも、炊き込みご飯の素を「つくりたい」という思いはありました。実際に茶房のお昼ご飯ではしいたけの混ぜごはんをお出ししていましたし、加工品にして是非みなさんにご家庭でも食べていただきたいとも思っていました。

 

ただ、ご家庭で食べていただくものとして、日本一のしいたけ産地・大分県、なかでも屈指の原木しいたけ産地・竹田の老舗「しいたけ屋」の「らしさ」にこだわりたい! 味も妥協できない!と商品化を模索していたところ、長年の構想+試行錯誤に2年もかかってしまったという・・・。

 

それくらい、本気度120%の商品なのです。

 

こだわりたかったのは


1. しいたけが主役であること
2. 目利きした素材のみを使うこと
3. うま味を利かせること

 

の3つ。

 

そのすべてを叶えた原木しいたけの炊き込みご飯の素「椎茸メシ」が、ついに完成、発売となりました!

 

加工品工場に潜入!姫野一郎商店の台所からみなさんの食卓へ届くまで

今回は、そのおいしさの秘密をご紹介したいと思います。

 

姫野一郎商店の加工品は、すべて自社工場でスタッフが手づくりしています。工場は、江戸時代の名残を伝える岡城跡にも近い竹田市城下町の一角にあり、工場としては小さいものですが大きな台所という雰囲気。いつも、しいたけを炊く蒸気と、本物のしいたけだけが醸すおいしいにおいが立ち込めているしあわせな場所です。

 

炊き込みご飯の素_椎茸メシ2

あうんの呼吸で「椎茸メシ」を生み出すスタッフたち

こだわりの炊き込みご飯の素「椎茸メシ」を作るために、まずは具材をカットするところから作業は始まります。もちろんここにあるのは選び抜かれた材料だけ!

 

しいたけは、欠けたものや余りなどではなく、わざわざ「椎茸メシ」をつくるために社長が目利きした肉厚小ぶりのどんこです。これを、やや厚めにカットします。

 

炊き込みご飯の素_椎茸メシ4

 

ほかには彩りを添えるニンジン、食感をプラスするタケノコ、香りをさらに豊かにするゴボウを加えるのですが、これらもしいたけと同じく、地元の生産者さんが育てているもの。存在感ある大きさにカットします。

 

そして具材がすべてカットし終わったら、それらを均等に混ぜ合わせて、ぴったり同じ量ずつレトルト袋に詰めていきます。

しいたけが主役!「存在感」を感じてほしい

この工程で大事にしているのが、しいたけの「存在感」を出すことです。

 

炊き込みご飯にありがちなのが、しいたけをみじん切りや薄切りにしていて、炊き上がったら形がほとんどないというもの。

 

しいたけ嫌いの人を考慮してのことかもしれませんが、全国屈指のしいたけ産地で選りすぐった原木しいたけ、しかも乾燥保存も管理も完璧な姫野一郎商店のしいたけは、ぜひそのままのおいしさを味わっていただきたい!そのため、炊き込んでもしいたけの存在感を感じられる大きさを狙いました。

三大うま味成分を贅沢使いしました

炊き込みご飯の素_椎茸メシ3

 

具を袋詰めしたら、次は味の決め手となるダシ汁を、これもぴったりの量注ぎます。このダシ汁は、しいたけの戻し汁ではなく、実は「グルタミン酸」を含むコンブ、「イノシン酸」を含むカツオのダシに醤油・酒・砂糖を加えたもの。水はいっさい使いません。

 

材料を詰め終わったら、密封。そして、調理器で約1時間ほど加圧・加熱します。


実は、佃煮のように材料を鍋で炊き込んで、それを袋詰めするのではなく、 レトルト袋に生の材料を入れて加圧・加熱調理する、この製法が今回のポイントなんです!

 

加工品はある程度日持ちがするようにつくらなければならないため、よく加熱して殺菌・消毒することが必要なのですが、佃煮のように材料を炊き込むと、その時点で具材の「存在感」は損なわれてしまいます。かといって、保存料などの添加物を混ぜたくないので、よく加熱しなければいけません。

 

そこでたどり着いたのが、レトルトパウチで加圧・加熱するという製法。レトルトパウチは保存性が高く長期保存向きで、そのまま調理が可能。

 

これを加圧・加熱すると?中身のダシ汁にしいたけのうま味「グアニル酸」とその他の野菜のうま味が溶けだし、三大うま味成分が融合!

 

自然の素材だけが織りなすおいしさがギュ〜〜〜ッと凝縮されていくのです。しかも、しいたけをはじめ具材の「存在感」はそのままに!

 

しいたけに味しみしみ、ダシ汁にもしいたけのうま味しみしみ! これはおいしいですよ!

「椎茸メシ」は炊くだけ、混ぜるだけで作り方カンタン! さらにアレンジも楽しめます

炊き込みご飯の素_椎茸メシ6

 

「旨だし 椎茸メシ」食べ方は、とってもカンタン。しかも、何通りもの食べ方が楽しめます。

(1)お米に混ぜて炊くだけ【炊き込み】パターン

お米をとぎいつもよりやや少なめの水を入れる。そこに「旨だし 椎茸メシ」を入れて炊くだけ!

(2)炊き上がったご飯に混ぜるだけ【混ぜ込み】パターン

炊き上がった白ご飯に「旨だし 椎茸メシ」を混ぜるだけ!

(3)他の具材を加えて炊く・混ぜるだけ【アレンジ】パターン

(1)に、たとえば小さく切った鶏肉を加えて炊く「鶏しいたけメシ」や、(2)に焼いた鮭のほぐし身を混ぜる「鮭しいたけメシ」など、アレンジは自由自在! ご家族の好きなものでアレンジして、お気に入りの組み合わせを発明してみてください。

 


ご家庭で気軽に原木しいたけのおいしさを味わっていただける「大分県産旨だし 椎茸メシ」。姫野一郎商店の自信作ができたと思います。ぜひ一度ご賞味くださいませ。ご購入いただいた方からのご感想などもぜひお待ちしております!

 

「椎茸メシ」は道の駅はじめ、大分県のデパート「トキハ」さんでも取扱あっていただいてます。

 

商品のご購入をご希望の方は、弊社Webサイトからもご購入頂けます。是非ご利用ください。

 

 

> 姫野一郎商店ショップサイトはこちらから

http://www.shiitake-himeno-shop.com/