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中国産しいたけと国産しいたけの、知っているようで知らない関係

姫野一郎商店では、全国乾椎茸生産量でのシェア約半分、日本一の生産量を誇る大分県の原木しいたけを販売し、みなさんに大分県産原木椎茸の良さをおすすめしています。

 

しかし日本国内には、いまだに中国産の食材が数多く輸入され流通しているというのが現状です。農薬の使用、異物混入など様々な食の問題が取り沙汰され、中国産食材への不信感をぬぐえないという世論が高まるっているというのに。

 

しいたけ消費量_グラフ1


(平成22年と若干古いデータではありますが)しいたけに関して言えば、大分県が発表しているデータ(出典:大分県林産振興室 平成22年度徳用林産物の生産と現場より)によると、平成22年の全国のしいたけ生産量が3516トン(うち大分県産は1401トン)であったのに対して、同じ年の輸入量は6127トン。輸入元は主に中国ですが、香港や韓国産のしいたけも含まれています。

この数字を見ればお分かりのように、国内のしいたけ消費量の約9600トンの内、約60%が輸入ものに頼っていることがわかります。

 

ではどうして、国産のしいたけの方が品質が良いとわかっているのに、中国産しいたけがこんなにもたくさん流通しているのでしょう?

 

日本国内で中国産しいたけが多く流通している理由とは?

中華料理にもしいたけは欠かせませんよね!?ということからも推測できる通り、中国はしいたけの一大産地なわけですが、中国で育てられているのは成長の早い菌床栽培しいたけが主で(菌床しいたけと原木しいたけの違いは、以前書いたこちらをご覧下さい。→http://shiitake-himeno.co.jp/blog/341)、必然的に、日本が輸入している中国産しいたけ菌床しいたけということになります。

 

菌床栽培だと3〜6カ月という短期間のサイクルで1年中収穫できるので、安い価格で安定供給できること、そして形やサイズなど規格が揃いやすいというのが中国産しいたけのメリットです。ですから、「大量に安く仕入れたい」というニーズに適うわけですね。


国産しいたけを中国産しいたけと同じ条件で供給しようとなると、価格がかなり高くなるので業者さんは中国産を選ばざるを得ないのが現状。当然、安さが優先であればそれでいいのだと思います。

 

国産の原木しいたけが世の中から消える危機?!

しかし、近年はさすがに、食の問題の影響か、輸入しいたけの量も減少傾向にあります。

 

前述した平成22年の3年前、平成19年全国生産量3566トン輸入量7700トンと比べると、国産しいたけの生産量はそれほど差がないのに対し、輸入量は減っていることは一目瞭然ですよね。

 

しいたけ消費量_グラフ2

 

輸入しいたけが減るということは、国産しいたけにとっては良いことなのですが、それでも国内流通量のうち国産椎茸の倍以上が輸入しいたけであり安価な輸入しいたけに引きずられて国産椎茸の相場が下がる。相場が下がることによって生産者の経営が厳しくなり休業・廃業国産椎茸の生産量が減るという悪循環が起こってしまうのです。

 

つまり最悪の場合、原木しいたけが世間から消えてなくなる可能性もあるということ。 

そうならないためにも、国産しいたけを適正な価格で購入するということは、日本の、大分のしいたけの生産を守るということに繋がるんです。

 

そもそも、40年前と現在を比べると貨幣価値は約3倍。なのに国産しいたけの平均相場は1キロ4000〜5000円のまま全く変わっていないのです。

 

100年以上、生産者さんとお付き合いしてきた姫野一郎商店は知っています。森の中で何千本という原木をおこし、何万個という菌を打ち込み、2年かけてやっと収穫できるものなんです本物のしいたけは。本来は、もうちょっと相場も上がってもいいはずなのですが・・。

 

国産シェア率ナンバーワン、大分県産の本物の原木しいたけは今年がお試しのチャンス!

姫野一郎商店_どんこかご盛り

本物のしいたけは、形、色、厚みが違います。そして何より、原木しいたけはいっさい農薬を使わずに育てられる安心食材。美味しくて、安全で、さまざまな食材のなかでも栄養価が豊富で、こんな素晴らしい食材は他にありません。

 

今年は近年の取引単価が影響し、本来なら低価格帯のしいたけが高くなる一方、高価格帯の高級しいたけは高止まりすると予想されています。つまり、品質が良いギフト・贈り物用と家庭用の価格差が小さく、それほど値段がかわらないのであれば、高級しいたけをお試しいただく良いチャンス!

 

姫野一郎商店が自信を持って品揃えした国産の、大分の本物のしいたけの美味しさ、肉厚さ、香りの良さ……いいところをすべて!実感してみてください。

 

 

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