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2016年は「本物の美味しいしいたけ」に例年以上の価値あり!

姫野一郎商店_外観写真_008

新年、あけましておめでとうございます。

旧年中は、長くお付き合いいただいているお客さまも、そして初めてしいたけをお買い求めいただいたお客さまも、姫野一郎商店をご愛顧いただき誠にありがとうございました。

おかげさまでまた新しい年を迎えることができ、昨年末はお歳暮やギフト商品の送り出しで慌ただしく稼働していた工場も、今は束の間の静けさに包まれています。その光景は、私たちが選び抜いた本物のしいたけを、全国の沢山の方々に食して頂けた証だと、大変うれしく思っています。

2016年のしいたけ業界大予測!

さて、気持ちも新たに2016年。

まずは本年のしいたけ業界の展望をお話ししますと、本年は全国的にみて、例年になくしいたけの収穫量の少ない1年となりそうです。というのも、しいたけが収穫できるまでには通常2年の月日がかかるのですが(しいたけの栽培方法はこちらをご覧ください)、実は2年前に原木に打った菌の数が非常に少なかったということが関係して、必然的に本年はしいたけの収穫量の減少が起こります。収穫量自体は年々減っている傾向にあるのですが、なかでも今年は、具体的に例年の半分近い量になることが予想されます。

 

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では、なぜこういうことが起きるのか?というと、これは2年前のしいたけの相場に関係しています。近年しいたけの収穫量の多い年が続き、ついに2年前に供給量が需要量を上回ったことで、取引単価が急激に落ち込んでしまいました。そのため、その年を境に、廃業や休業に追い込まれてしまう生産者さんが増えたり、しいたけ栽培を続ける生産者さんの中でも、植菌量を減らしたりするなど、意図的に生産量の調整が行われた結果、本年収穫できる量が少なくなるわけです。

しいたけの収穫量が落ち込む中、市場への影響は?

すると、しいたけ業界ではどういうことが起きるかというと、流通業者が販売するしいたけの物量を確保しようと奔走するため、買い取り価格が高騰しはじめます。しかも、いちばん高騰するのは低価格帯のしいたけ。安いものを多く買い付けようという業者が低価格帯の商品を競って確保しようとする為、結果、低価格帯のしいたけは通常の倍くらいの価格で取引せざるを得なくなるのです。

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しいたけの品質には十分な注意が必要!

こういった需要と供給のバランスが崩れた年に起こりがちなのが「産地偽装」など食を脅かす問題です。市場価格が高騰する中、質の悪いものや、外国産のしいたけを国内産と混ぜて販売するなど、悪質な業者が現れる可能性も予想されます。ですので、消費者の皆さんにおいては、2016年は例年以上に商品の品質に関して十分に注意を払って頂く必要があるかと思います。

消費者の目利きも試される?! 実は本物のしいたけが「買い」な理由

しいたけ業界が厳しい状況にある2016年。裏を返せば、実は消費者のみなさんにとって、またとないチャンスの年となるんです!

上記した通り、低価格帯のしいたけは例年より高くなる傾向にあるのは間違いありません。しかしその一方、高価格帯の品質の良い本物のしいたけの価格は、そこまで大きく跳ね上がらず、高止まりするのではないかと予想されます。高価格帯のしいたけに関してはそもそも、毎年の贈り物・ギフト用の商品価格が事前にある程度決まっていて、需要と供給のバランスが一定内で取れている状態ですので、例年とほぼ同じ価格帯での取引が行われる可能性が高いです。

 

姫野一郎商店_どんこかご盛り

「品質の差は大きい」が、「価格の差は小さくなる」

つまり本年は、良い物(高価格帯のしいたけ)と悪い物(低価格帯のしいたけ)では「品質の差は大きい」のですが、「価格の差は小さくなる」という現象が起き、2016年は本物の美味しいしいたけを試して頂くにはもってこいの年となるのです!

 

安くてそこそこの値段の低品質なしいたけを食べて「美味しくない」とがっかりするより、普段使いより少し高いけど見た目もキレイで肉厚で味もいいしいたけを食べて「美味しい!」と思えるほうが、絶対に満足度は高いはず。

 

2016年は例年よりも少し需要と供給のバランスの崩れる年低価格帯のしいたけは高騰します。高価格帯の品質の良いしいたけは高止まりです。価格差の小さいこの年に、是非一度本物のしいたけを食べてみてください。きっと今までのしいたけのイメージが変わるはずです!

 

例年に比べ心配事の多い2016年のしいたけ業界ですが、姫野一郎商店では、今年も誠心誠意、しいたけの本場・大分県竹田市より本物のしいたけを全国の皆さまへお届けしたいと思っています。

本年もご愛顧の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます!

text=姫野一郎商店